製品情報大電流技術

CNTメッキで実現するプローブ
従来のコンタクトプローブでは、プランジャー表面はAu(金)やRh(ロジューム)で処理され、長年スタンダードな技術として利用されてきました。しかし、近年の鉛フリーはんだやアルミ電極を用いる検査環境、大電流測定においては、従来処理では性能が不足するケースが増加しています。そこで精研は、CNT(カーボンナノチューブ)の特性―電流・熱耐性、アルミへの接触性改善―に着目しました。CNTをAuメッキに含有させることで、従来の表面処理をさらに強化し、極めて低い接触抵抗と高耐久性を実現した大電流プローブを開発しました。この技術は2025年のTestConXで発表され、ポスターが表彰を受けるなど、国内外で高く評価されています。


特長と強み
01 接触抵抗を最適化
CNT処理を施すことで、プローブとパイプ内壁の接触抵抗が大電流の連続通電時でも安定し、未処理のプローブと比べて、
大電流起因の破損のリスクを低減させます。
02 長寿命化を実現
CNT処理により、大電流印可時の繰り返しコンタクトででもプローブとパイプ内壁の接触抵抗が安定し、未処理のプローブに比べて大電流起因の破損のリスクを低減させます。

03 安定したコンタクト性能
Al電極に対してPd合金、Auメッキに比べてCNTの方が安定したコンタクト性能を発揮します。
用途例
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- パワーデバイス全般:前工程から後工程のデバイスに幅広く適用可能です。