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医療機器 の検査課題を解決するカスタムテスト治具とは?

医療機器 において検査工程は欠かせません。厳しい条件下でも安定した接触と高い再現性が求められます。精研では、微小・特殊形状部品に対応したカスタムテスト治具の設計事例を通じて、検査課題の解決方法をご紹介します。

課題・要望

ある医療機器向けの微小部品に対して「電圧印加処理」を行う必要があります。対象は棒状金属が挿入された小型部材で、外側と内側の棒材の2点に電極接触が必要です。処理は数百ボルトを印加し、絶縁油中での浸漬処理で行うため、接触の安定性が重要です。

精研からの提案

医療機器 向けのカスタムテスト治具
  • 高耐熱プローブを用いたカスタム治具

数百Vの電圧印加に耐えるため、用途に合わせた高耐熱プローブを選定しました。

  • プローブ固定のための高耐熱接着剤を採用

検査工程においてプローブがずれないよう、高耐熱接着剤で固定しました。

  • 絶縁油対応および治具配線の最適化提案

絶縁油中での使用の治具設計と、測定器との接続性を考慮した指定コネクタを採用しました。

改善・実現したこと

カスタム検査治具
  • 接触ずれ対策:ガイドピンの追加

部材挿入時の位置ずれを防ぐガイドピンを実装。これにより、プローブが常に所定位置に接触し、測定再現性が安定しました。

  • 作業効率化:片側プローブ化の検討

当初は両側からの挟み込み方式を想定していましたが、組み立てや検査工程の工数を削減するため、片側プローブ方式へ切替。組立性が向上し作業時間が削減されました。

  • 安全性と耐久性の確保

高耐熱プローブを用いることで、絶縁油中での運用に対応し、プローブの荷重維持も含め、設計を実施しました。

用途

  • 医療機器向けデバイスの電圧印加検査・処理
  • 特殊形状を持つ微小部品向けのカスタム検査治具
  • 形状・材質に応じた特殊試験用治具設計

まずはご相談を

精研は、半導体・電子機器分野に加え、医療機器向けデバイスのカスタム検査治具・テスト治具の設計・製作にも対応しています。このような測定環境において、例えば細胞培養実験などの 高湿度環境や薬品が噴霧される環境下で、プローブを通じて通電させる必要がある場合には、耐腐食性の高い素材を使用したプローブの製作も可能です。

また、高耐熱・高電圧・非磁性環境など、用途や試験条件に応じた素材選定から、現場での運用を見据えた治具設計まで、一貫してご提案することが可能です。

特殊形状の医療デバイスや、既製品では対応が難しい検査治具でお困りの際は、ぜひ精研までご相談ください。

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