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ピンブロック(治具製作)

ピンブロック

ピンブロックとは

ピンブロックとは、プローブを樹脂ホルダーに固定したものです。呼称は様々で、プローブホルダー、プローブ治具、プローブブロック、ピンボード等、色々な呼び方があります。

世の中には多種多様の電子部品が存在しています。
規格化されたものや、ユーザー様ごとの独自形状など、大きさや形状は千差万別です。
そして、電子部品の形状が違えば、検査時にプローブをあてる電極の位置やサイズなどは変わります。また、使用環境(温度、湿度等)によって、選定する材料(樹脂・金属)まで変わります。

コンタクト精度は、プローブピン、そしてそれを保持するハウジングに依存します。プローブピンの設計・製造をしている弊社だからこそ、治具全体としての高い完成精度が実現可能となります。 弊社では、検査したい対象を細かくヒアリングし、最適なピンブロックをご提案・製作致します。

ピンブロックの製作事例 検査対象別

製作事例として、具体的にどのような電子部品に対して検査治具を製作しているのか、その一部をご紹介します。主な検査対象としてはコネクタ、コンデンサ(MLCC等)、インダクタ、水晶デバイス(発振器、振動子)、抵抗器などが挙げられます。

コネクタ

実績が多い一例として、コネクタの自動検査装置に取り付けるコンタクト治具(治具ヘッド)があげられます。コネクタに相対するコネクタを差し込み検査する方法から、プローブピンを使用しての簡易的なコンタクト方法に置き換わりつつあります。自動機を製造するメーカー様とのタイアップの実績も多数あります。

コネクタ検査用治具

積層セラミックコンデンサ(MLCC)

スマートフォンやパソコンなどの各種電子機器に始まり、走る電子部品と化している自動車など、MLCCへのニーズは日々高まっています。電子デバイスの小型化に伴い、MLCCのサイズも小型、薄型となり、車載用では高耐圧が要求されるなど、開発・商品の出荷検査においても、検査治具へはより高性能な製品が要求されています。

ピンブロックの製作事例 特殊用途

長年、Total Test Solutionの精研として検査プローブ、検査治具の設計・製造・販売を行ってまいりました。近年では、プローブピンの使用用途を検査以外にも広げており、その事例をご紹介致します。

スイッチ(カスタムコネクタ)として使用

プローブピンは導通性に優れていますので、電極ピンとして使用いただけます。太さもφ0.25㎜~3㎜程度(標準品)まで幅広いラインナップがありますので、限られたスペースでもご使用いただけます。ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチの充電部分にも、プローブピンは使用されています。 製品に組込む一部品(電極等)としての活用も可能です。

各デバイスの押さえとして使用

プローブピンのバネ性を生かして、デバイスに対して押さえる、寄せる、引き剝すといった用途での使用も可能です。例えば、半導体デバイスを生産する際に、バキュームで吸い上げる工程があります。その際に、プローブピンを使ってベース下からデバイスを押しはがすことができます。また、トレイに並べたデバイスを一定方向に寄せる等の、位置調整部品としても使用可能です。

押さえ治具

一事例をあげましたが、使用方法はユーザー様によって様々となりますので、ユーザー様の数だけ用途があると言えます。使用用途を伺い、"そんな使い方があるのか!"と新たな発見をしたことも多々あります。
まずは、"プローブのようなものを使って、○○を製作したい!"という、大雑把な内容からご相談いただければと思います。

プローブ単体でのご購入も可能ですが、ホルダーも含めてのご依頼は大歓迎です。線材や指定コネクタ等を取り付けての納品も実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

ピンブロック

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